今、取りざたされているのは「南海トラフ地震」です。
令和5年 5月 9日
下米内町内会・防災便り | 第26号 町内会長 松本範雄 防犯防災担当 |
5月5日石川県珠洲市を中心に最大深度6強の地震がありました。その後も余震は続いているそうです。12年前に巨大地震を経験した私たちにとって、「他人ごと」ではないですね。被害にあわれた方々に御見舞い申し上げます。
さて、今、取りざたされているのは「南海トラフ地震」です。過日静岡にいる親戚と話す機会があったのですが、この地震に対する彼らの心構えや対策の本気度は尋常ではありません。地域の防災訓練への参加についても、小学生は参加したという証明を学校に提出することになっているそうです。
「いつ来るかわからない」ではなく「必ず来る」という心構えのようです。
「南海トラフ地震」の被害想定域は、主に静岡から紀伊半島、四国、九州の太平洋に面した地域とされていますが、「岩手からは遠い地域だ」と安心するわけにいきません。
この地域には日本の経済活動の中心となる企業が集中しています。
日本の経済活動の中枢が機能マヒを起こしたら影響は全国へと派生します。そういった意味からも、遠く離れた岩手でも物心両面の準備対策が必要だと思います。
決して不安をあおるわけではありません。できる所から対策をしていきたいものです。
携帯トイレ、飲食物のローリングストック、常備薬、おむつ等々各家庭における必要物品の備蓄を心がけましょう。