落合遺跡発掘調査の見学会が行われました
場 所
下米内一丁目16番付近
中津川取水場から米内川上流に向かって50m付近を左折すると現場事務所があります。
日 時
令和5年10月13日(金)10:00~11時ころ
50人以上の参加者でした。天気がよく、見学日和でした。
調査は、令和5年11月で終了する予定です。令和6年3月に、埋蔵文化財センター(〒020-0853 岩手県盛岡市下飯岡11地割185 ☎019-638-9001)にて出土されたものが展示される予定です。
落合遺跡
以前に中津川ニュータウンの開発に伴って大規模に発掘調査されましたが、今回はその関連遺跡です。縄文時代を中心に住居跡や溝跡、多くの遺物(縄文土器や土偶等)、さらに持ち込まれたと思われる多くの礫(石材)が出土しています。
発掘状況
出土品
写真は、大きいですが実物はかなり小さいです。土偶10cm位、それ以外は5㎝以下です。
ネフライト
ネフライトは、別名「アックス・ストーン(斧の石)」とも呼ばれ、武器として使われていた時代もあったといわれています。綿密な組織でできた交差繊維状であることから靭性に優れ、古来から槍や武器として加工されてきたと伝わります。
ノ ロ ギ
ノロギとは中谷真也著『盛岡ことば辞典』に「ノロギ、滑石、蝋石(ろうせき)の類」とあり、盛岡方面の方言です。