佐倉地区インフラ問題 佐倉地区インフラ問題_2023

佐倉地区水道問題説明会2回目の開催

2023年12月14日

佐倉地区水道問題説明会2回目の開催

生活インフラの基本である飲料水に関して

 ①昭和61年盛岡市より約1000万円の補助をうけ、各家庭80万円を負担して組合の運営を始めることとなりました。

 ②22年が経過した平成20年、設備の老朽化が進んだことから更新が必要となった為、市の補助約600万円、各家庭約13万円の負担により設備の更新を行った。

 ③平成21年コンクリート製水槽の経年劣化した為、市からの補助金約300万と各家庭6万円の負担によりFRP(繊維強化プラスチック)水槽を新設した。

 現在設備を更新してから約15年が経過しております。今後組合員の高齢化に伴い、今までのような各家庭の高額負担、設備の維持管理が難しい状況にあり、できれば盛岡市の水道事業のお世話になることができないものか組合員の切実な願いであります。

令和5年10月26日に開催した盛岡市環境企画課からの説明会に続いて、盛岡市上下水道局を交えた説明会が開催されました。

日 時

 令和5年12月14日(木)午後7時から8時30分頃

場 所

 山岸老人福祉センター(下米内一丁目)

説 明

 盛岡市上下水道局 水道建設課

 盛岡市環境企画課

参加者

 佐倉地区の方々と役員で24名の参加でした。

内 容

 上水道の整備について説明していただきました。

 給水区域の設定につきましては、当該地域における水系、地形その他の自然的条件及び人口、土地利用その他の社会的条件、水道により供給される水の需要に関する長期的な見通し並びに当該地域における水道の整備の状況を勘案して、合理的に設計されたものであること、と水道法施行規則第六条で示されております。

 佐倉地区につきましては、最も近い新庄浄水場給水区域から自然流下では配水不可能な標高であることから上水道の給水区域外となっております。

新庄浄水場 配水池 標高 174.30m (H. W. L) 新庄浄水場配水池から配水可能標高約 150m まで

自然流下では配水不可能な標高なのでポンプ場を作れば可能になりますが、給水整備に約1億5千万の費用が必要になります。上下水道局としては採算面からも整備できないと説明がありました。

 なお、佐倉地区の個別水源が不安定であること、水質悪化等により、昭和 61 年 11 月 26 日に市の補助を受け「佐倉地区(簡易)飲料水供給施設」が整備されております。

 今後の予定は、簡易水道施設の維持管理なのか、井戸水等の整備なのか、それぞれの費用試算を提示しどれがベストなのか提案していただくことになりました。

説明会の様子

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