米内川が水位周知河川に指定されました　令和７年５月２７日

米内川が水位周知河川に指定されました　令和７年５月２７日

　県が管理する一級河川及び二級河川で、知事が洪水により相当な損害を生ずるおそれがあるとして指定した河川です。この指定は、水防法第13条第2項に基づいた行為です。

水位周知を行う河川になるとどうなるの？

水位周知を行う河川に指定すると、避難判断水位、氾濫危険水位（特別警戒水位）を設定します。
これらの水位に達した場合、知事は関係する市町村や、マスコミ等を通じて県民の皆さまにもお知らせします。
県民の皆さまは、市町村が発表する情報のほか、周囲の状況にも注意し、危険を感じたら自主的に避難しましょう。

【水位周知を行う河川の指定内容】　引用文：岩手県ＨＰ

米内川(盛岡市)

位置図

水位周知を行う基準水位

水位関係図

令和６年８月２７日の米内川氾濫時の水位グラフで考察

令和６年８月２７日の最大水位は、３．４２ｍでした。

令和６年８月２７日２０：００には、避難判断水位を超え、２０：１０には、危険氾濫水位を超えました。わずか１０分で危険氾濫水位になりました。避難は、かなり難しい状況でした。氾濫開始相当水位が2.7ｍなので、２１時１０分頃に氾濫したようです。累加雨量は、２１２ｍｍでした。

平成２９年７月２３日　大雨時の米内川・中津川水位グラフで考察

米内川では、平成２９年７月２３日１０：００に、避難判断水位を超え、１１：００には、危険氾濫水位を超えました。６０分で危険氾濫水位になりました。１５：００が水位のピークで２．２９ｍでした。盛岡の降水量は、22日23.5㎜　23日127.0㎜　計150.5㎜　でした。