米内川メイツ

米内川メイツ

 「米内川メイツ」発足以前の状況から述べさせていただきます。

 米内川に架かる落合橋より上流右岸には、平成3年(1991)に篤志家から紅シダレサクラの苗木10本の寄贈を受けて、下米内町内会が植樹しました。この桜の木は立派に育って、春のゴールデンウィーク頃には満開の花をつけて人々を楽しませています。

 また、平成6年(1994)には伊勢沢の高江長五郎氏が所有する農地を地区の方々に開放して「ふれあい菜園」が始まりました。

 菜園耕作の方々は野菜づくりを楽しみながら、個々人が周辺の河川敷の草刈りや清掃にも取り組んでいました。

 一方、左岸では、これより早く、一本松、馬場野の方々が昭和45年(1970)の岩手国体前後から河川敷の清掃や草刈り・花壇つくりに取り組んでいました。

 そこで、平成24年(2012)「ふれあい菜園のメンバー」が中心となって、盛岡地方振興局とも相談しながら「米内川河川敷の環境美化を行うとともに会員相互の親睦を図ることを目的」に会員を募ったところ、幸い30余名の参加を得て「米内川メイツ」が結成されました。

 そして、この年、会では米内川を管理する岩手県と「落合橋から上流250mまでの区間の河川敷」の清掃についての覚書を取り交わし、環境美化の活動を始めました。

 それ以来、会では毎年、春と秋の2回、左岸・右岸の2班に分かれて下米内町内会のノボリ旗を担ぎながら河川敷の清掃作業を行っております。このことは「みんなで川や河川敷をきれいにしましょう」という"呼び掛け“にもなっています。

 そして、作業終了時には懇親の場を設けて、季節の話題や菜園の様子などの話題で盛り上がり、カラオケなどを楽しみなら親睦を深めています。

2022年1月29日

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