「下米内物語」出版の経緯

「下米内物語」出版の経緯

 米内地区は伝説の宝庫である。

 著者である長澤等が下米内に伝わる伝説を町内の子どもたちに語り聞かせたところ「大人用にまとめて欲しい」と町内からの要請を受けて、小冊子 『下米内物語』を昭和59年に編纂する。

 幼い頃、お年寄りから聞いた物語や自ら調査した話など地名、史跡、伝説の3章に分けて短文32編が収められている。

 初版は自費で100部出版し希望者に配布したが、その後、各方面より再版、配布して欲しいとの要望があり、当時の町内会が編集委員会を設け、2話を追加して550部を出版、希望者に無料で配布したという経緯がある。

上述のとおり『下米内物語』は初代会長を務められた故 長澤等氏によって著され、発刊されたものであり、町内会会員に各戸配布されていた。しかし、その存在が年月の経過とともに薄れていくことに忍びなく、今回ご遺族の了解のもと、記念誌の一部にこれを掲載し、後世に残そうとするものである。原文のまま、以下に紹介する。 (記念誌編集事務局)

2022年1月28日

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